お金をかけずにできる防犯対策10選【2026年】賃貸でも今日すぐ実践できる方法

「防犯対策はお金がかかる」——そう思い込んでいませんか?実は、空き巣の約6割は無施錠や簡易的な錠前を狙った"楽な侵入"が目的です(警察庁「令和5年の犯罪情勢」より)。つまり、費用ゼロの習慣だけでもリスクを大幅に下げられます。この記事では、賃貸住まいの方でも今日からすぐ実践できる、お金をかけない防犯対策を10個厳選して解説します。無料でできることを全部やってから、必要に応じて低コストのグッズを追加する——そのステップで考えると、防犯はずっと身近なものになります。

お金をかけずにできる防犯対策10選 まとめ表

No. 対策 費用目安 効果 賃貸OK?
外出前・就寝前の施錠チェックを習慣化 0円 無施錠侵入を防ぐ(空き巣の約6割が狙う)
SNS・口コミでの在宅情報の管理 0円 留守を知らせるリスクをなくす
郵便物・宅配物を溜めない 0円 不在シグナルを消す
近所付き合い・あいさつで地域の目を増やす 0円 不審者の滞在時間を短縮する
カーテン・ブラインドで室内の見え方を管理 0円〜3,000円 生活パターンの把握を防ぐ
防犯シール・ステッカーを貼る 500円〜1,500円 侵入者の心理的抑止効果あり
補助錠(サッシ錠・窓ロック)を取り付ける 500円〜2,000円 窓・鍵の強度を上げる ◎(跡が残らないタイプ)
タイマーコンセントで電気をオン・オフする 1,000円〜2,500円 在宅を装い空き巣を遠ざける
スマホアプリ防犯カメラ(古いスマホを活用) 0円〜(機器流用) 映像記録・不審者抑止 ◎(室内設置)
玄関・窓まわりの植栽・荷物を整理する 0円 侵入者の隠れ場所をなくす

※2026年7月時点の情報です。グッズ費用は目安です。

① 外出前・就寝前の施錠チェックを習慣化する

空き巣被害の約6割は「無施錠(鍵をかけていない)」状態を狙った侵入です(警察庁「令和5年の犯罪情勢」)。費用は一切かかりません。ただし、「やっているつもり」が一番危険です。

今日からできる具体的な行動

  • 玄関ドアの本締め錠とサムターンの両方を必ず確認する
  • 窓は「閉まっている」だけでなく「クレセント錠がかかっているか」まで確認する
  • スマホのロック解除と同じタイミングで施錠チェックを"ルーティン化"する(帰宅・就寝前・外出前の3回)
  • 玄関の内側にシールを貼り「鍵かけた?」と自分に問いかける

賃貸の場合、築年数が古い物件はドアのサムターンが甘くなっていることがあります。力を入れて押してもサムターンが動かないか確認してください。

玄関の防犯全般については玄関の防犯グッズと対策まとめで詳しく解説しています。

② SNS・口コミでの在宅情報を管理する

旅行先からのInstagram投稿、友人へのLINE「今週末は旅行に行きます」——こうした情報が第三者に漏れると、留守のタイミングを知らせてしまいます。

具体的にやめること・変えること

  • 旅行・外出中のリアルタイム投稿は帰宅後に回す
  • Instagramの位置情報タグは自宅エリアでは外す
  • 不動産サイト・口コミサイトでの住所特定につながる情報の掲載を避ける
  • 宅配業者への「〇日から〇日は不在」の一括通知は、信頼できる公式アプリ(ヤマト運輸・佐川急便等)のみに留める

費用は0円。設定や習慣を変えるだけです。「自分のSNSはフォロワー限定だから大丈夫」と思っていても、第三者によるスクリーンショット拡散のリスクはゼロではありません。

③ 郵便物・宅配物を溜めない

ポストに新聞・チラシ・手紙が何日分も積み重なっている状態は、空き巣にとって「この家は留守が長い」というサインです。宅配の不在票が何枚も貼り付けられているドアも同様です。

実践方法

  • 旅行などで数日以上留守にする場合は、郵便局の「不在届」(最大30日間、無料)を利用する
  • 新聞を購読している場合は「止め配」を申請する(無料)
  • 宅配物はコンビニ受け取り・宅配ボックスへの振り替えを活用する
  • ポストが外から見えにくい位置にある場合でも、週1回以上は整理する

④ 近所付き合い・あいさつで「地域の目」を増やす

空き巣が最も嫌うのは「人の目」です。近隣住民との面識があると、不審者が玄関前でうろついたとき、通報や声かけが発生しやすくなります。

具体的なアクション

  • エレベーターや廊下で会ったら会釈・あいさつをする(顔を知っていると不審者に気づきやすくなる)
  • 自治会・マンション管理組合の回覧板を受け取り、不審情報を共有する
  • 隣の住人と「お互いの荷物が長時間放置されていたら声をかけ合う」関係をつくる

この対策は費用ゼロで、地域全体の治安底上げにもつながります。マンションの場合、エントランスの防犯意識が高い物件ほど空き巣被害率が低い傾向があります。

⑤ カーテン・ブラインドで室内の見え方を管理する

外から部屋の中が丸見えの状態は、生活パターン(帰宅時間・就寝時間・部屋の間取り)を他人に把握させてしまいます。

今すぐできること

  • 夜間は必ずカーテンを閉める(薄手のレースカーテンだけでは外から明かりと影が見える)
  • 1階の窓は昼間でも外から見えにくい「ミラーレースカーテン」への交換を検討する(1,500円〜3,000円程度)
  • 着替えや金庫など、貴重品の場所が見える窓の前に家具を配置しない

カーテンの交換は原状回復が必要ですが、カーテンレールを使うだけなので賃貸でも問題ありません。

⑥ 防犯シール・ステッカーを貼る

「セコム設置済み」「ALSOK対応」「防犯カメラ作動中」といったシールには、侵入者への心理的な抑止効果があります。特に下見の段階で侵入者が「この家は面倒だ」と判断させることが目的です。

ただし、シールだけを貼って実際の対策が何もない状態は、侵入されたときに意味がありません。ほかの対策と組み合わせてこそ効果を発揮します。

シールの種類 費用目安(※2026年7月時点) 注意点
ホームセキュリティ会社ロゴ入り 500円〜1,500円 実際に契約していないと万が一のとき対応なし
汎用「防犯カメラ作動中」 300円〜800円 カメラと組み合わせると効果が高まる
CPマーク(防犯性能認定品)ステッカー 無料(対応製品購入時に付属) 認定品の錠前購入が必要

防犯シール・ステッカーの効果と選び方については防犯シール・ステッカーの効果とセコム・アルソックの抑止力を解説で詳しくまとめています。

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⑦ 補助錠(サッシ錠・窓ロック)を取り付ける

窓からの侵入は空き巣全体の約3割を占めます(警察庁統計)。既存のクレセント錠だけでは、ガラスを割らずにクレセントを動かして解錠する「こじ破り」に対応できません。補助錠を追加することで、解錠に要する時間を5分以上に延ばせます(5分以上かかると空き巣の約7割があきらめるとされています)。

賃貸でも使える補助錠の種類

  • サッシ用補助錠(挟み込み型):工具不要で取り付け・取り外しが可能。原状回復OK。500円〜1,500円。
  • クレセント錠カバー型:既存のクレセント錠に被せるだけ。鍵付きで開錠時間を稼げる。800円〜2,000円。
  • 玄関ドア用補助錠(吸盤型・テープ型):玄関ドアに穴を開けずに取り付けられる。1,000円〜3,000円。

玄関の補助錠選びは玄関の防犯グッズと対策まとめも参考にしてください。

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⑧ タイマーコンセントで電気をオン・オフする

留守中でも電気が点いたり消えたりしていれば、外から見た人に「在宅しているかもしれない」と思わせられます。タイマーコンセントは1,000円〜2,500円で購入でき、設定は3分でできます。

効果的な使い方

  • リビングや廊下の照明に設定し、夕方〜深夜に点灯・消灯を繰り返す
  • テレビと連動させると、外から音や光の変化が見えて効果が高まる
  • 旅行中だけでなく、毎日の帰宅が遅い日の定常対策としても使える

防犯ライトやタイマー活用の詳細は防犯ライト・タイマーで空き巣対策をする方法をご覧ください。

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⑨ 古いスマホを防犯カメラとして活用する

機種変更で使わなくなったスマホがあれば、無料の見守りアプリを入れるだけで室内用の防犯カメラに早変わりします。追加費用は自宅のWi-Fi通信費のみです。

おすすめアプリと活用法

  • Alfred Camera(iOS/Android・無料):古いスマホをカメラ、手持ちのスマホをモニターとして使う。動体検知・通知機能あり。
  • AtHome Camera(iOS/Android・無料):設定が簡単で映像のリモート確認が可能。
  • 玄関ドア側に向けて置くと、帰宅前に室内の様子を確認できる

賃貸での室内防犯カメラ設置のポイントは防犯カメラ室内おすすめと設置場所の選び方で解説しています。また、屋外にも設置を検討したい場合は賃貸での防犯カメラ設置の注意点も参照してください。

新たに防犯カメラを購入する場合

室内用のエントリーモデルは3,000円〜8,000円程度で入手できます。

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⑩ 玄関・窓まわりの植栽・荷物を整理する

生垣、大きな鉢植え、自転車、段ボール——こうした物は侵入者にとって格好の「隠れ場所」になります。外から見て不審な動きが見えにくい環境は、犯行時間を長く取れるため狙われやすくなります。

チェックリスト

  • 玄関横の植木・ポストの隙間を人が隠れられないサイズに整える
  • バルコニー・窓下に踏み台になるものを置かない(エアコン室外機、脚立など)
  • 玄関ドア前に段ボールや大型荷物を長時間放置しない
  • 自転車は鍵をかけて、部屋の外ではなく管理された置き場に駐輪する

費用は0円。物の配置を変えるだけです。賃貸共用廊下の荷物は管理規約上の問題にもなりかねないため、日頃から整理することで防犯と規約遵守を同時に実現できます。

低コストでひとつ上の防犯を目指すなら

上記10選を全部実践した後、もう少し安心を強化したい場合は次のステップを検討してください。

次のステップ 費用目安(※2026年7月時点) 効果
スマートロック(後付け型) 10,000円〜20,000円 施錠忘れゼロ化・スマホで操作可能
屋外防犯カメラ(工事不要タイプ) 5,000円〜15,000円 映像抑止+証拠記録
センサーライト 2,000円〜5,000円 不審者への威嚇と周囲への警告

スマートロックの選び方はスマートロックおすすめ比較【賃貸でも使える後付けタイプ】を参考にしてください。屋外防犯カメラは防犯カメラ屋外おすすめ10選でまとめています。

月額費用が発生するプロ警備について

「セコムやアルソックは高い」と思われがちですが、一人暮らし向けの最低プランは月2,000円台から存在します。10選の無料対策を徹底した上で「それでも不安が残る」と感じたときの選択肢として検討する価値はあります。詳しくはセコムのホームセキュリティ評判・料金解説アルソックのホームセキュリティ評判・料金解説をご覧ください。

まとめ:無料でできることから始めよう

今回紹介した10の対策を改めて整理します。

  1. 外出前・就寝前の施錠チェックを習慣化(0円)
  2. SNS・口コミでの在宅情報を管理(0円)
  3. 郵便物・宅配物を溜めない(0円)
  4. 近所付き合い・あいさつで地域の目を増やす(0円)
  5. カーテン・ブラインドで室内の見え方を管理(0〜3,000円)
  6. 防犯シール・ステッカーを貼る(500〜1,500円)
  7. 補助錠を取り付ける(500〜2,000円)
  8. タイマーコンセントで電気をオン・オフする(1,000〜2,500円)
  9. 古いスマホを防犯カメラとして活用(0円〜)
  10. 玄関・窓まわりの植栽・荷物を整理する(0円)

①〜④と⑩は今日すぐ、完全無料で実行できます。⑤〜⑨は合計しても5,000円以内に収まるものがほとんどです。「セコムに入るほどではないが、無防備なのも不安」という状況なら、まずこの10選を全部やってから判断しても遅くありません。

防犯は「完璧にする」よりも「面倒な家だと思わせる」ことが目的です。空き巣は10件下見して1件だけ狙います。あなたの家が「後回しにしよう」と思われる家になれば、それだけで十分な防犯対策といえます。

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