
セコムやアルソックは知っていても、「セントラル警備保障(CSP)ってどんな会社?」と疑問を持つ方は多いでしょう。実はCSPは東証プライム上場・JR東日本と業務提携した業界第3位の大手警備会社です。この記事では、CSPのホームセキュリティ「ファミリーガードアイ+」の料金・サービス内容・評判を徹底解説し、セコム・アルソックとの違いもわかりやすく比較します。JR系列や自治体の推奨業者としてCSPを知り、検討している方の参考になるよう構成しました。
セントラル警備保障(CSP)と主要会社の比較一覧
| 項目 | CSP(ファミリーガードアイ+) | セコム(ホームセキュリティ) | アルソック(ALSOK) |
|---|---|---|---|
| 月額費用(買取) | 3,960円〜(税込) | 5,170円〜(税込) | 3,300円〜(税込) |
| 月額費用(レンタル) | 10,670円〜(税込) | 8,470円〜(税込) | 9,460円〜(税込) |
| 初期費用(買取) | 280,830円〜(税込) | 474,760円〜(税込) | 108,240円〜(税込) |
| 駆けつけ対応 | あり(24時間365日) | あり(24時間365日) | あり(24時間365日) |
| スマホ連携 | あり(専用アプリ) | あり | あり |
| 通信回線 | モバイル回線内蔵(不要) | 専用回線 | 専用回線 |
| 補償制度 | 建物盗難損害見舞金10万円・火災見舞金10万円 | 盗難250万円・建物損害100万円 | プラン・オプションによる |
| 対応エリア | 首都圏・一部地方 | 全国 | 全国 |
| 上場区分 | 東証プライム | 東証プライム | 東証プライム |
※2026年時点の情報。料金は間取りや機器構成により変動します。詳細は各社に見積もりを依頼してください。
セントラル警備保障(CSP)とは?会社概要
セントラル警備保障株式会社(英語名:CENTRAL SECURITY PATROLS CO.,LTD.、通称CSP)は、1966年(昭和41年)3月に東京都中央区で設立された老舗警備会社です。2022年に東証プライム市場へ移行しており、業界ではセコム・アルソックに次ぐ第3位のポジションを占めます。
| 商号 | セントラル警備保障株式会社 |
|---|---|
| 設立 | 1966年(昭和41年)3月10日 |
| 本社 | 東京都新宿区西新宿二丁目4番1号 新宿NSビル |
| 代表者 | 代表取締役執行役員社長 市川 東太郎 |
| 資本金 | 29億2,400万円 |
| 売上高 | 609億8,309万円(令和8年2月期) |
| 従業員数 | 3,995名(令和8年2月末現在) |
| 上場市場 | 東証プライム |
CSPの大きな特徴は、1997年にJR東日本と「業務提携基本契約」を締結した点です。新宿・渋谷・池袋など主要ターミナル駅の構内警備や商業施設の安全管理を担うほか、2021年には東京2020オリンピック・パラリンピック競技会場の警備にも参加しました。こうした実績から、JR系列施設の指定業者や自治体推奨業者として採用されるケースが多く、法人・公共分野での認知度が高い会社です。
事業領域は常駐警備・機械警備・輸送警備・機器販売と幅広く、ホームセキュリティ(機械警備)はその一分野を担います。ホームセキュリティ比較の全体像も合わせて確認すると、各社の立ち位置が把握しやすくなります。
CSPの料金・費用
CSPのホームセキュリティ「ファミリーガードアイ+」の料金はオーダーメイド制で、建物の間取り・構造・設置する機器の数によって変わります。公式サイトには設置例ごとの参考料金が掲載されており、ここではその数字をもとに解説します。
初期費用
機器を「買取」する場合、初期費用として機器代と工事費がかかります。公式の設置例(※2026年時点)では以下のとおりです。
| 住宅タイプ | 初期費用(税込) | 主な設置機器 |
|---|---|---|
| 4LDK 一般住宅 | 280,830円 | 開閉センサー複数・空間センサー・非常ボタン など |
| 二世帯住宅 | 414,920円 | 上記に加え世帯ごとのコントローラー など |
| 店舗付住宅 | 273,735円 | 店舗エリア用センサー追加 など |
「レンタル」の場合は機器購入費ゼロで始められますが、その分月額費用が高くなります。工事は資格を持つCSPの専門スタッフが行い、設置にかかる時間は約1日です。
月額費用
月額は買取・レンタルの選択と間取りによって異なります(※2026年時点)。
| 住宅タイプ | 買取プラン 月額(税込) | レンタルプラン 月額(税込) |
|---|---|---|
| 4LDK 一般住宅 | 3,960円 | 10,670円 |
| 二世帯住宅 | 3,960円 | 13,750円 |
| 店舗付住宅 | 5,060円 | 11,550円 |
買取プランの月額3,960円は、セコムの買取プラン(月額5,170円〜)と比べると割安です。ただしCSPの買取プランは初期費用が高いため、長期利用を前提に検討するのが合理的です。短期間での解約を想定しているならレンタルプランまたは他社との比較を先に行いましょう。
CSPのサービス内容・特徴
ホームセキュリティ「ファミリーガードアイ+」とは
「ファミリーガードアイ+」はCSPの個人向けホームセキュリティサービスです。家の間取りや生活スタイルに合わせてセンサーや機器を組み合わせる完全オーダーメイド型で、主に次の5つの特徴があります。
1. 通信回線が不要
システム本体にモバイル回線が内蔵されているため、自宅のインターネット回線やWi-Fiがなくても動作します。「光回線を引いていない」「高齢の親の実家に導入したい」という場合でも問題ありません。
2. 専用アプリでスマホ連携
外出中でも専用アプリからセキュリティのセット・解除が可能です。異常が発生した際はプッシュ通知でリアルタイムに知らせてくれます。
3. 音声フィードバック付きコントローラー
セキュリティコントローラーはボタン操作のみのシンプル設計で、音声案内が誤操作を防ぎます。機械が不得意な高齢者でも使いやすい設計です。
4. ワイヤレスセンサーで工事負担を軽減
センサーの多くはワイヤレスタイプで、壁への穴あけや大規模な配線工事を最小限に抑えられます。
5. 24時間365日の駆けつけ対応
異常を検知するとCSP指令センターに自動通報され、パトロール員が現場に駆けつけます。侵入・火災・ガス漏れ・非常ボタンの押下に対応しています。
監視対象は侵入・火災・ガス漏れ・非常事態の4種類で、非常ボタンを押せば身の危険を即座に伝えられます。補償制度として三井住友海上火災保険と連携した「建物盗難損害見舞金(上限10万円)」「火災見舞金(上限10万円)」も備えています。
CSPの評判・口コミ
良い評判
利用者や第三者サイトの口コミでは、主に次の点が好評です。
- 「JR東日本グループの警備会社として信頼できる」:公共インフラを担う企業グループのブランドが安心感につながっています。法人・施設での実績が豊富なため、「法人と同じクオリティを個人宅にも」という評価があります。
- 「大手と比べてもコスパが高い」:買取プランの月額料金がセコムより低く設定されているため、料金面で満足度が高い声が見られます。
- 「担当者の説明が丁寧で押し売り感がない」:訪問時の対応について「しつこくなかった」「疑問点をしっかり答えてくれた」という声があります。
- 「モバイル回線内蔵で手軽に始められた」:ネット環境が不要な点を評価する声が複数見られます。
悪い評判・デメリット
一方で、次のような課題も指摘されています。
- 対応エリアが限定的:CSPの個人向けホームセキュリティは首都圏を中心とした提供エリアに限られます。地方在住者からは「自分の住む地域は対象外だった」という声もあり、導入前にエリア確認が必須です。
- スタッフ対応にばらつきがある:「電話問い合わせ時に対応が雑だった」「開錠対応でため息をつかれた」など、個別のスタッフ対応に関する苦情も見受けられます。担当者によって印象が変わりやすい点は留意が必要です。
- 駆けつけが遅れる場合がある:誤作動と判断された際に対応が遅くなったケースが報告されています。正確な誤作動判定と早期対応のバランスは、業界共通の課題でもあります。
- 補償額が他社より低い:盗難補償の上限がセコムの最大250万円と比べて10万円と小さく、高価な家財を持つ家庭には物足りないと感じる方もいます。
- 知名度が低く比較情報が少ない:セコム・アルソックと異なりテレビCMなどの広告露出が少ないため、口コミ・比較情報の絶対量が少ない点も判断材料を集めにくい原因です。
CSPとセコム・アルソックの違い
同じ大手3社でも、ターゲット・強み・料金構造に違いがあります。
セコムとの違い
セコムはホームセキュリティ市場でのブランド認知度が最も高く、全国どこでも導入できます。補償制度(盗難最大250万円・建物損害最大100万円)はCSPより手厚く、法人・個人両面での導入実績が豊富です。ただしその分、買取プランの月額料金(5,170円〜)はCSPより高くなります。「全国どこでも使いたい」「補償を重視したい」ならセコムが有利です。
アルソックとの違い
アルソックは初期費用の低さとセルフセキュリティ(月額990円〜)という低価格帯ラインナップが特徴で、コスト重視のユーザーに支持されています。全国対応な点も強みです。一方でCSPはモバイル回線内蔵という独自性があり、回線工事を伴わない手軽な導入を求める層には訴求力があります。
関電SOSとの違い
関電SOSは関西電力グループの警備会社で、関西圏では高いシェアを誇ります。CSPが首都圏中心であるのに対し、関電SOSは関西在住者に強い選択肢です。エリアが重ならないため、実質的に競合する場面は少ないでしょう。
| 比較軸 | CSP | セコム | アルソック |
|---|---|---|---|
| 全国対応 | 首都圏中心 | 全国 | 全国 |
| 買取 月額の安さ | 3,960円〜(セコムより安い) | 5,170円〜(高め) | 3,300円〜(最安水準) |
| 補償の手厚さ | 建物・火災各10万円 | 盗難250万円・建物100万円 | プランによる |
| 通信回線 | モバイル内蔵(不要) | 専用回線必要 | 専用回線必要 |
| ブランド認知 | 法人・JR系で高い | 個人・法人ともに高い | 個人・法人ともに高い |
※2026年時点の情報です。
3社の詳しい比較はホームセキュリティ比較(主要各社の料金・特徴まとめ)も参照してください。
こんな人にCSPがおすすめ
リサーチした情報をもとに、CSPのホームセキュリティが特に向いているケースをまとめます。
- 首都圏在住で、JR東日本グループの信頼ブランドを評価する方:駅・ショッピングモールの警備実績が豊富な会社に安心感を感じるなら、CSPは有力候補です。
- 自宅にインターネット回線がない・引きたくない方:モバイル回線内蔵のシステムは、光回線なしでもそのまま使えます。回線工事の手間やコストを省きたい方にメリットがあります。
- セコム・アルソック以外の大手も比較したい方:「2社だけ見て決めるのは不安」という方にとって、CSPを加えて3社比較することで選択肢が広がります。
- 買取プランで長期利用を考えている方:買取の月額料金がセコムより低いため、5年・10年と長く使い続けるほど総費用の差が開きます。
- 高齢の親の実家にホームセキュリティを導入したい方:音声案内付きのシンプルなコントローラーと、ネット環境不要の設計は、デジタル機器が苦手な高齢者のいる家庭にフィットします。
一方、次のような方にはCSP以外のサービスも候補に入れることをすすめます。
- 関西・地方在住で対応エリア外になる可能性がある方
- 盗難補償を手厚くしたい方(セコムは最大250万円)
- まず低コストで試したい方(アルソックのセルフセキュリティは月額990円〜)
まとめ
セントラル警備保障(CSP)は1966年創業・東証プライム上場・JR東日本と業務提携した警備業界第3位の大手企業です。個人向けホームセキュリティ「ファミリーガードアイ+」は、モバイル回線内蔵・音声フィードバック付きコントローラー・24時間365日の駆けつけ対応という特長を持ちます。
料金面では買取プランの月額3,960円〜がセコムより割安で、長期利用ならコストパフォーマンスで優位に立てます(※2026年時点)。一方、補償額の小ささと対応エリアの限定性はデメリットです。
「セコム・アルソック以外の大手も検討したい」「JR系の信頼感に安心感を覚える」「ネット回線なしで導入したい」という方は、まず公式サイトで見積もりを依頼してみましょう。担当者が自宅を訪問して無料で最適なプランを提案してくれます。




