
「今日もLINEで既読がつかない」「一人暮らしを始めた子どもが元気にしているか、毎日確認するのも気まずい」——地方から子どもが上京すると、こうした不安が続きます。
実はスマホ1台あれば、無料のアプリだけでも家族の位置情報や安否をさりげなく確認できます。この記事では、無料で使える見守りアプリの選択肢と、より確実に安否確認したい場合の有料サービスまで、料金と機能を比較しながら解説します。
この記事でわかること
- 無料で使える家族の位置共有・安否確認アプリの種類
- Googleファミリーリンク・iPhone「探す」・Life360の違い
- 無料アプリで不安が残る場合の選択肢(GPS端末サービス)
- 相手のプライバシーに配慮した見守りの始め方
家族の見守り・位置共有アプリ比較一覧表
| サービス | 月額費用 | 対応端末 | 位置情報 | 安否確認機能 |
|---|---|---|---|---|
| Googleファミリーリンク | 無料 | Android(保護者側は制限なし) | ◯(要事前設定) | △(位置確認のみ) |
| iPhone「探す」+ファミリー共有 | 無料 | iPhone/iPad | ◯(相互共有) | △(位置確認のみ) |
| Life360(無料版) | 無料 | iPhone/Android | ◯ | ◯(簡易通知) |
| Life360(Goldプラン) | 有料(月額/年額プランあり※価格はアプリ内表示で要確認) | iPhone/Android | ◯(履歴無制限) | ◯(通知無制限・24hサポート) |
| ココセコム(セコム) | 1,320円(税込)+加入料4,950円(税込)※2026年時点 | 専用GPS端末 | ◯(スマホ不要) | ◎(緊急ボタン+かけつけ) |
無料アプリでできること:Googleファミリーリンク・iPhone「探す」
Googleファミリーリンクの位置共有
Googleファミリーリンクは、保護者が自分のスマホに「保護者向けファミリーリンク」アプリを入れ、子ども側の端末と紐づけて使う無料サービスです。位置情報を確認するには事前に「現在地の共有」をオンにしておく必要があり、通信状態や端末の電源状況によっては表示まで数分かかることがあります。もともとは未成年の端末管理向けの機能のため、成人した子どもに使う場合は本人の同意を得た上での設定が前提になります。
iPhone「探す」+ファミリー共有
iPhone同士であれば、Appleの標準アプリ「探す」で追加費用なく位置情報を共有できます。設定は「設定」→「自分の名前(Apple ID)」→「探す」から「位置情報の共有」をオンにするだけ。あとは「探す」アプリの「人を探す」タブで、共有をオンにした家族の位置が地図上に表示されます。子ども側の同意設定が必須のため、無断で位置を追う目的では使えません。
もう一歩踏み込みたい人向け:Life360とココセコム
Life360(無料版・Goldプラン)
Life360は家族専用の位置共有アプリで、無料プランでもリアルタイムの位置共有と簡易的な到着・出発通知が使えます。有料のGoldプランに加入すると、位置情報の履歴保存や通知回数の無制限化、運転挙動をチェックするドライブレポート、24時間対応のプレミアムサポートが加わります。料金は月額・年額のプランが用意されていますが、時期や為替で変わるため、契約前に必ずアプリ内の価格表示で確認してください。頻繁に運転する子どもの安全確認まで含めたい場合に向いています。
ココセコム:スマホを持っていなくても安否確認できるGPS端末
「子どものスマホの電池が切れたら位置がわからなくなる」という不安が残る場合は、セコムの「ココセコム」も選択肢になります。専用のGPS端末をレンタルし、月額基本料金1,320円(税込)+加入料金4,950円(税込)で利用でき、インターネットからの位置チェックは基本料金の範囲内で可能です(※2026年時点の料金、詳細はセコム公式サイトで要確認)。オペレーターに直接位置を確認してもらう場合は1回200円(税込220円)、緊急ボタンからセコムのかけつけを依頼すると10,000円(税込11,000円)がかかります。スマホの充電やアプリの操作に頼らず、ボタン一つで安否を知らせられる点がアプリとの大きな違いです。
無料アプリだけで見守る場合の注意点
Googleファミリーリンク・iPhone「探す」・Life360はいずれもスマホの電源が入っていて、通信状態が良好であることが前提の仕組みです。子ども側がスマホの電源を切っていたり、機内モードにしていたりすると位置情報は更新されません。また、いずれのサービスも位置情報を確認する側・される側の双方でアプリの設定・同意操作が必要なため、本人が拒否すれば見守りは成立しません。まずは「なぜ確認したいのか」を率直に伝え、本人が納得した上で設定するのが長続きするコツです。
見守りアプリ・サービスの選び方
まずは無料のGoogleファミリーリンクかiPhone「探す」で十分か試してみるのが現実的です。それでも「スマホの電源が切れていたら意味がない」「緊急時にボタン一つで駆けつけてほしい」と感じる場合は、ココセコムのような専用端末サービスの検討に進みましょう。運転頻度が高い家族がいる場合は、Life360のドライブレポート機能も判断材料になります。
どの方法を選ぶ場合も、見守られる本人の同意なしに位置情報を取得するのはトラブルの元です。特に成人した子どもには、心配している理由を伝えた上で設定を一緒に行うことをおすすめします。
よくある質問
Q. 子どもに「監視みたいで嫌だ」と言われました。どうすればいい?
位置共有アプリは本来、双方の同意があって初めて機能する仕組みです。「毎日連絡を取るのが負担なら、位置情報だけ確認できれば安心する」という具体的な理由を伝え、本人が納得できる範囲(例えば夜間だけ、緊急時だけ確認する等)から始めるとハードルが下がります。
Q. 無料アプリと有料サービス、結局どちらを選べばいい?
スマホを常に持ち歩き、充電も切らさない生活スタイルであれば、Googleファミリーリンクやライフ360の無料プランで多くの場合は事足ります。スマホの電源切れや紛失のリスクまで考慮したい場合や、ボタン一つで警備会社に駆けつけを依頼したい場合は、ココセコムのような専用端末サービスが安心材料になります。
Q. ココセコムはスマホがなくても使える?
使えます。ココセコムは専用のGPS端末単体で位置確認・緊急通報が完結する仕組みのため、スマホを持たせていない家族(高齢の親や小さな子ども)の見守りにも使われています。
Q. 家族以外の位置情報を無断で取得してもいい?
いいえ。今回紹介したサービスはすべて、位置情報を提供する側の同意設定が前提です。同意のない位置追跡は、サービス規約違反やプライバシー侵害のトラブルにつながるおそれがあるため避けてください。
Q. Life360は日本語で使える?
使えます。アプリ自体は日本語UIに対応しており、日本のApp Store・Google Playからインストールできます。ただし料金プランや通貨表示は為替・時期によって変動するため、契約前に必ずアプリ内の最新表示を確認してください。
Q. 無料アプリと有料端末を併用してもいい?
問題ありません。例えば普段はGoogleファミリーリンクやiPhone「探す」で様子を確認しつつ、旅行や一人暮らしを始めた直後など特に心配な時期だけココセコムを併用する、という使い方をしている家庭もあります。まずは無料の範囲で試し、必要に応じて有料サービスを足していくのが失敗の少ない進め方です。
まとめ:こんな人におすすめ
スマホの充電や操作を前提にしても構わない場合は、まず無料のGoogleファミリーリンクかiPhone「探す」から始めてみてください。それでも心配が残る、あるいはスマホを持たせていない家族がいる場合は、ボタン一つで駆けつけまで頼めるココセコムが安心です。大切なのは、どの方法を選ぶにしても本人としっかり話し合った上で、無理のない形で長く続けていくことです。
スマホを持たせる前の子どもや、シンプルな見守りグッズを探している場合は、小型GPS発信機も選択肢になります。
セコムのホームセキュリティ全体の評判・料金を詳しく知りたい方は、セコムの評判・料金を徹底解説もあわせてご覧ください。




